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分析と展望
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東京オフィスビル市場の分析と展望2002年第III期(7月〜9月)

「東京オフィスビル市場の分析と展望」は、1997 年第・期を皮切りに情勢判断のベースとなる四半期統計データをオフィスマーケットに関わる方々にご提供しているレポートで、今回は通算23 回目の2002 年第III期となります。

今期の分析ポイントは以下の通りです。
●テナント成約面積の動向
・対前年同期比の成約面積2期連続の増加
〜 I〜III期でも前年の95.3 万坪に肩を並べる
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●テナント募集面積の動向
・前期末比8.4 万坪、5.2 %の大幅増
〜 大規模ビルを中心に建築中ビルと既存ビルで増加
・新規募集開始の建築中ビル、都心部で大幅増加
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●需給バランスの動向
・大規模ビル空室率、6 期連続の上昇(0.2 ポイント)で今期4.7 %へ
〜 都心3 区は5.4 %の横這いと、上昇傾向に一服感
・満室稼動ビルピークの74.2 %(2001 年3 月)から6 期連続減少で60 %へ
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  東京駅真正面の新生「丸ビル」が、9 月6 日建て替えオープンしました。『丸の内華やぐ』日経新聞、『多機能センター・ビジネス、文化、グルメ混在』産経新聞などの大見出しの通り、関係者も驚くほどの大賑わいをみせています。初代の「丸の内ビルヂング」も大正12 年(1923 )の開業当時「日本ではじめてオフィスと商店街を併せ持ったビル」として、全国から大勢の見物客が押しよせたといいます。新生「丸ビル」は人を集める魅 力をDNA として備えて蘇ったようです。
  また、IT (情報技術)の目覚しい進展により「どこでもワークプレイス(働く場所)」の時代と言われる昨今、都心オフィスの不要論もささやかれるなか、新生丸ビルは人が集まる意義と魅力を再び我々に示してくれたようです。ビジネスの主役が・人間・である以上、人はフェイス・トゥ・フェイスのコミュニケーションによって、IT にはできない新鮮で貴重な情報を得ることができます。
  「人が集まる魅力」をオフィス立地にいかに仕掛けるか。いい意味でのエリア間競争は都市の魅力を益々高めてくれるのではないでしょうか。本書をビル事業にかかる経営指標として、また不動産投資判断の指標としても活用いただければ幸いです。

  本書をビル事業にかかる経営指標として、また不動産投資判断の指標としても活用いただければ幸いです。

2002年10月

株式会社オフィスビル総合研究所
代表取締役 本田広昭
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