ビル市場分析 シンクタンクを設立 |
三幸エステート 賃料相場を指数化
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ビル仲介・コンサルティングの三幸エステート(東京・中央、武井重夫社長)は、オフィスビル市場の動向分析などを専門に手掛けるシンクタンクを設立した。
商業地の価格形成で、オフィスの賃料収入などを基に地価を決める収益還元法の比重が高まり、収益を重視する海外投資家が日本国内での投資を活発化させていることから、賃料相場を指数化するなどの独自の指標の開発に着手する。
設立したのは「オフィスビル総合研究所」(東京・中央)で資本金は五千万円。
代表取締役には本田広昭・三幸エステート常務が就任した。
東京都区部に立地するオフィスビルの賃貸借の成約や空室在庫の状況、空室率などの調査のほか、オフィス需給の予測を手掛ける。
不動産の鑑定やオフィスビルの評価、経営コンサルティングも受託する。
調査活動で得たデータを基に、テナントの人気が高い築後十年以内のビルを対象に、千代田・中央・港の都心三区や周辺部などエリアごとに、賃料の変動率を継続的に把握できる独自の賃料指数の開発にも乗り出す。
各種のデータは四半期ごとに公表する。
法制度や規制緩和についての提言活動も進める考えだ。
不動産市場では地価決定の際、将来の投資収益から算出する収益還元法を重視する傾向が強まっている。
新たな資金調達法として業界が期待する不動産の証券化や、海外投資家の誘致にも賃料などの情報が不可欠なことから、本体から研究部門を分離独立させ、機能を強化することにした。
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| ━1997年(平成9年)3月9日━ |
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