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分析と展望
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東京オフィスビル市場の分析と展望2003年第I期(1月〜3月)

「東京オフィスビル市場の分析と展望」は、1997 年第I期を皮切りに情勢判断のベースとなる四半期統計データをオフィスマーケットに関わる方々にご提供しているレポートで、今回は通算25 回目の2003 年第I期となります。

今期の分析ポイントは以下の通りです。

1.テナント成約面積の動向
・対前年同期比の成約面積4 期連続の増加
〜 都心3区・中心6 区で大幅増、新築プロジェクトが成約の主役

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2.テナント募集面積の動向
・前期末比2.3 万坪、1.4%増と、7 期連続の増加
〜 建築中ビルと既存ビルのトレードオフ続く
・新規募集開始の建築中ビル、3.0 万坪〜 都心部の新規供給続く
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3.需給バランスの動向
・大規模ビル空室率、8期連続の上昇(0.3 ポイント)で今期6.2%へ
〜 新築ビルの成約が進む一方で、解約退去後の空室が増加する既存ビル
・満室稼動は59.6%とほぼ横ばい、20%以上の空室率増加傾向に
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   新名所「丸ビル」に続き、「汐留シオサイト」・「六本木ヒルズ」・「品川グランドコモンズ」といったスポットが次々に誕生しています。また、これらの摩天楼の出現と平行して東京の魅力を大きく向上させるプロジェクトも完成を迎えています。
 日本工業倶楽部会館の保存と復元が4 月に完成し、東京駅や日銀本店、重要文化財の明治生命館や三井本館と並んで歴史街道の一角を構成しています。同じく、汐留地区では新橋−横浜間鉄道発祥の地「ゼロマイル地点」の史跡に「旧新橋停車場駅舎」が復元されました。また、超高層都市六本木ヒルズには、7,284 平方メートルにも及ぶ「現代アートの森美術館」がこの秋の開館。品川グランドコモンズには、幅40 メートル、長さ400 メートルの広大な都心の散策路が今春オープンに先がけて出現しています。
 ニューヨーク、ロンドン、パリ、香港、シンガポール、上海など都市間競争の時代に向けて、「TOKYO」は、奥深い魅力づくりも着々と進行して、都市全体の価値を大きく向上させている点にも注目したいところです。

 本書をビル事業にかかる経営指標として、また不動産投資判断の指標としても活用いた
だければ幸いです。


2003年4月

株式会社オフィスビル総合研究所
代表取締役 本田広昭
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