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分析と展望
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東京オフィスビル市場の分析と展望2007年第II期(4月〜6月)

「東京オフィスビル市場の分析と展望」は、1997年第 I 期を皮切りに情勢判断のベースとなる四半期統計データをオフィスマーケットに関わる方々にご提供しているレポートで、今回は通算42回目の2007年第II期となります。

今期の分析ポイントは以下の通りです。

1.テナント成約面積の動向
・成約面積4期連続(対前年同期比)の減少、8.6万坪(21.5%)もの大幅減
〜 I・II期累計でも12.8万坪(16.7%)減少、過去2番目の低水準
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2.テナント募集面積の動向
・募集面積3.9万坪4.8%減で、77.7万坪に。減少傾向止まらず
〜 内訳は既存ビル2.1万坪減、建築中ビルも1.8万坪減
・新規募集開始の建築中ビル5.0万坪 〜 都心での建替え・再開発続く。
 中小ビルも増加
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3.需給バランスの動向
・大規模ビル空室率は足踏み、横這いの1.6% 〜 3期連続2%を下回り、
 過去最も低い空室率
〜 前期末に続き、今期末も過去最も低い空室率を更新
・空室率が横這いであることもあり、満室稼動率も81.3%で横這い
 〜 8割を超える高水準続く
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"オフィスの時代"に対応する政府の政策に着目してみました。
(1)創造性高める オフィス整備

経済産業省は社員の感性や創造性を高め、新たなビジネスのアイデアの発案につながるオフィス空間の環境整備に乗り出した。推進組織として、産学官協同の「クリエイティブ・オフィス推進運動実行委員会」を発足。社員の知的生産性の向上を促し、国内企業の競争力強化につなげる狙い。調査研究では、新たなビジネスや業務効率化のアイデアの発案を促進するため、オフィス空間を整備している先進的な企業十−二十社の事例を収集する。労働生産性を測定するほか、経営者や社員への意識調査を実施する。欧米の最新のオフィス動向も調査する意向。

(2)日本版「シティ」金融街づくり構想

金融庁は政府の都市再生本部と連携し、東京駅周辺の日本橋、丸の内地区を外資系金融機関が集まる拠点にするため、環境を整える。内外金融機関の集積を促す案として浮上しているのは、オフィスや高級マンションなどが入る最先端の高層ビルの建設を後押しする政策だ。対象となる区域でビルの容積率や高さ規制の緩和などが検討される見通し。ビル内や周辺には中・短期滞在者向けのホテルや英語の通じる病院、外国人子弟向けの学校なども誘致し、外国人が働きやすく住みやすい地域を目指す。


本書をビル事業にかかる経営指標として、また不動産投資判断の指標としても活用いただければ幸いです。


2007年7月

株式会社オフィスビル総合研究所
代表取締役 本田広昭
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